岡三オンライン証券と合併(経営統合)
岡三証券は岡三グループの対面営業が基本の証券会社です。
同じ岡三グループにはネット専業の岡三オンライン証券もあります。
そして岡三証券と岡三オンライン証券は2022年1月1日に合併(経営統合)しました。
そのため、特定口座は岡三証券か岡三オンライン証券かのどちらか一方にしか開設できません。
IPOの概要
ブックビルディング (需要申告) | 資金チェック | あり(保有資産含む) |
---|---|---|
同一資金での重複申込 | 可能 | |
資金拘束 | なし | |
抽選 | 完全平等抽選配分 | 10% |
ステージ抽選配分 | 90% | |
最大当選数量 | 1単元 | |
同一資金で同一当選日 | 可 | |
メール通知 | なし | |
電話連絡 | 当選時のみ | |
購入申込 | 当選辞退ペナルティ | ネットからのIPO申込不可 |
未成年 | 未成年口座 | IPO取引可 (支店口座のみ) |
ジュニアNISA口座 | IPO取引可 (通信取引口座可) | |
キャッシュカード | あり |
ネット入金には未対応
岡三証券はインターネット入金には未対応です。
そのため、入金は振込か岡三証券のキャッシュカードを使うことになります。
キャッシュカードでは以下の金融機関のATMから無料で入金できます。
- ゆうちょ銀行
- セブン銀行
- ローソン銀行
- コンビニATM E-net
- 三井住友銀行
- 三菱UFJ銀行
- みずほ銀行
- 百五銀行
当選辞退のペナルティ
当選辞退をすると、ネットからのIPO申込ができなくなるという大きなペナルティがあります。
そのため、申込は慎重に行う必要があります。
メール通知はないが電話で当選連絡
岡三証券にはIPOの抽選結果や新規IPOなどをメールで通知する機能はありませんが、当選した場合のみ電話連絡がきます。
その際、前述のペナルティについても説明されます。
未成年口座でIPO取引はできるが……
岡三証券は未成年口座でIPO取引ができます。
しかし、ジュニアNISAでない未成年口座は支店口座のみです。
岡三証券には支店口座と通信取引口座の2種類の口座があり、支店口座は通信取引口座より手数料が高くなっています。
また、未成年と親権者の口座の種類は同じでなくてはなりません。
岡三証券でジュニアNISA口座を開設するなら問題になりませんが、そうでなければ家族で手数料の高い支店口座を選択するしかありません。
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